60代メンズ【ポークパイハット、シャツ、デニムスキニー】ブラックコーディネート

Pork-pie-hat-loose-shirt skinny コーディネート

この記事でお伝えすること

この記事では、ブラックのコーディネートをするうえで、私がどんなところを意識しているかをお伝えします。

とくにシニアで「ブラックコーディネートに挑戦してみたい。でも、ハードルが高い」と思ってる方の参考になればさいわいです。

まずは、画像をご覧ください。

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シャツはオーバーサイズのTシャツです。

Tシャツの由来

Tシャツとは、半袖または、長袖の襟のないシャツのことをさします。

Tシャツは、ワイシャツのように言葉が変化した和製英語ではなく、英語「T-shirt(tee-shirt)」からの外来語です。

両袖を広げた時のシャツの形が「T」の字に似ていることから「Tシャツ」と呼ばれるようになったようです。

この言葉が生まれたのは、1950年代のアメリカで、日本では1970年代から使われ始めたようです。

画像に戻りますと、パンツはデニムのスキニーパンツです。靴はボリュームのある紐靴でハットをかぶっています。

画像をご覧いただいた通り、全体的にタイトな印象だと思います。

このコーディネートは、オーバーサイズのTシャツとハットをかぶることによって、タイトでありつつ、ゆったりした雰囲気を出すことを意識しました。

それでは、どんなところを意識したかを次の4つの観点から具体的にお伝えします。

1.納得するまで試着する

2.テーマを決める

3.主役を決める

4.脇役を決める

納得するまで試着する

ここは、意識の話になります。

詳細は別の記事【ブラックシャツ、スキニーをオシャレに着こなす】で紹介しています。ご一読いただけますとさいわいです)

まずは、ブラックで統一することに何の違和感も覚えない、むしろ、似合っていると自己満足するこを目指します。あるいは、今の格好は「バッチリ決まっている」と納得するようにしています。

とことん自己満足する

そのためには、自宅の鏡の前で試着を繰り返して、パンツ、靴、上着、ハットとのバランスなどをチェックします。そして「よし、今日はこれでいこう!」と納得した格好を見つけます。

その納得感を極めることによって、自分の服装に違和感を覚えることもなく外出するこができます。

どこかしっくりしてないと感じる箇所があると、周りにも伝わってしまうものです。

私は、過去にそんな経験を何回もしています。ですから、試着を繰り返して納得する恰好をします。

それでも、他人から見れば、どこかおかしいと思われているでしょう。それは当然です。

おしゃれをする目的は、気分良く外出すること

私がおしゃれをする大きな目的は、「今日も外出しよう!」という気分になることなのです。

誤解のないように断っておきますが、他人から「おしゃれだ」と評価もされたいです。

ポジティブな評価は大変うれしいです。ネガティブな評価は、悲しいです。落ち込みます。

このように、他者からの評価を大きな目的にしてしまうと、他人の評価に一喜一憂することになってしまいます。

もっといえば、他者の評価に振り回されてしまいます。それが嫌なのです。

以上の理由から、選択した服装が「似合っている」と自己満足できれば、「今日も素晴らしい1日なるぞ!」と、気分が高揚しポジティブな意識で外出できるのです。

ここまでの内容は、テクニックではありませんが、おしゃれを楽しむためには、大切な意識のあり方だと思っています。

テーマを決める

今回のテーマは、タイトであっても、ゆったりした雰囲気を出すこと

テーマを明確にすることは大切だと思っています。

今回のテーマは、【タイトであっても、ゆったりした雰囲気を出す】ことです。

そこが明らかになることによって、選択する服を絞り込みやすくなるからです。

とはいっても、テーマに固執してしまうと、決まりきったコーディネートになってしまいます。

テーマを持ちつつも、テーマから外れる服を選択することも有りとしてコーディネートを考えることも意識しています。

主役を決める

私は、服装選びをするときに主役を決めます。

主役はオーバーサイズのシャツ

今回のテーマは、タイトであっても、ゆったりした雰囲気を出すことです。

そのテーマから、今回の主役は、オーバーサイズのシャツとしました。ブラックスキニーも主役級の扱いですが、穿くだけでタイトな印象になります。その点、穿くだけでいい。それほど工夫は必要ないだろう、と考えました。

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着用しているシャツは、ブカブカなサイズです。肩の縫製部分は実際の肩よりも大きく下がっています。袖は外に大きく開いてます。肘よりも長い半袖です。

クルーネックの由来

首の形状は、クルーネックです。クルーネックとは、首回りにぴったり沿った丸首です。

船員(クルー)が丸首のセーターを着ていたことから、この名称がついたようです。

このオーバーサイズのシャツを着用することにより、上半身をゆったりした雰囲気とすることができます。

しかし、まだ工夫の余地があります。そこで、つぎの脇役となるアイテムを考える必要があります。

主役のオーバーサイズのシャツと準主役のスキニーパンツの合わせは決まりました。

別の記事【おしゃれはパンツから決める】でも紹介していますが、私はパンツ、靴、上着の順番で決めることを基本にしています。

それは、あくまでも基本であって、テーマによっては、今回のようにパンツとシャツの両方を主役としつつ、脇役を決めることもあります

つぎは、主役の魅力を引き立てる脇役を選びます。

ボリュームのある紐靴を合わせる

まず始めに決める脇役は土台となる靴です。

スキニーパンツはタイトで細身です。靴もすっきりしたものを選んでしまうと、貧弱な印象となります。土台が安定していない状態になってしまうわけです。

そこで、全体的にボリュームのある革製の紐靴を選択しました。靴先がおでこのような形状をしたストレートチップです。

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この靴を履くことにより、下半身に安定感を持たせます。その安定感が、オーバーサイズのシャツのゆとり感をさらに演出できるだろうと考えました。それもこの紐靴を選んだ理由です。

参考記事【おしゃれでボリュームのある紐靴を合わせる6つのコツ

ハット(ポークパイハット)をかぶる

細身のスキニーパンツを支え安定感を持たせた紐靴により、下半身は細く見えつつ、貧弱ではないとの雰囲気を作ったつもりです。

これにより、オーバーサイズシャツのゆとり感をさらに演出できたと思っています。しかし、まだ、ゆとり感を出したい。そう思ったのでハットをかぶりました。

ハットの素材は、麻です。

麻は通気性と吸湿性に優れています。汗をかいたときに、汗の蒸気を逃がしやすく汗を吸いやすいので蒸れにくく帽子の素材として使われています。

ポークパイハットの由来

また、私がかぶっている帽子は、ポークパイハットと呼ばれています。19世紀半ばから、かぶられてきた帽子のうちの1つです。

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ポークパイハットは、イギリスの伝統的なポークパイに似た平らなクラウン(帽子の山の部分。 頭にかぶる部分全体をさします)が特徴であるため、その名前が付けられたといわれています。

このポークパイハットのクラウンは、頭の天辺がたいらです。しかも円柱なので、ボリュームを出せます。

クラウンが中折れのハットだと、山のような形状となり、ポークパイハットと比べるとクラウン部分がすっきりとしてしまいます。

ハットもボリュウーム感を持たせることによって、シャツを含めて上半身全体でゆとり感を持たせるようにしました。

今回の服装のテーマは、タイトであっても、ゆったりした雰囲気を出すことです。

ここまでスキニーというタイトなパンツを穿きつつも、ゆとり感を出すために、何を考えて、どんなアイテムを選んだかを紹介しました。

まとめ

今回のテーマをもとに服を選んだ結果、画像の服装となりました。

いつも感じることですが、テーマに沿ってあれこれ試着することは、楽しいひとときです。思いもよらぬ発見もあります。

納得できる服装で外出することも楽しいです。でも、あれこれ試着している時間も私にとっては、素敵なひと時となっています。

この記事を読んでいただきまして、ありがとうございまいました。

何かの参考になれば嬉しいかぎりです。

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