この記事でお伝えすること
この記事では、ユニクロのブラックアンクルパンツ(ウールライク)とビンテージ(古着)アロハシャツをベースとした私なりのコーディネートのポイントを紹介します。
おしゃれを楽しみたいとお考えのシニアの方の参考になれば、幸いです。
まずは、画像をご覧ください。
![](https://i0.wp.com/dobushan.com/wp-content/uploads/2023/09/アロハシャツ完成.jpg?resize=167%2C399&ssl=1)
ユニクロのアンクルパンツは、テーパードがほどよく効いており九分丈です。
すっきりした印象を表現できると思います。
ベーシックな形状なので、さまざまなアイテムと組み合わせることもできます。
今回は、ユニクロのアンクルパンツにビンテージのアロハシャツを合わせてみました。
アロハシャツとは、ハワイで生まれたプリント柄のオープン・シャツです。
アロハとはハワイ原住民の言葉で「挨拶」や「愛」の意味です。
アロハシャツの柄は熱帯植物をモチーフにしたものが多く、シャツが作られたころは、日本の着物や浴衣をリメイクしたといわれています。
今でも和服柄が使われています。
それでは、今回のコーディネートは何を考えて、どんな選択をしたのか。
順番に説明していきます。
コーディネートのポイント
次の3つのポイントを意識しました。
■リラックス
■ほどよいきちんと感
■リラックス
リラックス
アロハシャツは、南国、リゾート地で気楽に羽織る。
そんなイメージがあります。
今回着ているアロハシャツは、大きな花柄がプリントされています。
![](https://i0.wp.com/dobushan.com/wp-content/uploads/2023/09/アロハシャツ完成-2-e1694078132852.jpg?resize=167%2C108&ssl=1)
ブラックをベースにした開襟シャツですが、花弁はライトグレーに薄めのブラウンの組み合わせです。
涼しげな花弁とブラックのコントラストが効いており、さわやかな印象です。
生地はレーヨン(※)100%。
滑らかな手触りとしっとした風合いです。
シャツはオーバーサイズなので、ゆったり着ることができます。
ユニクロのアンクルパンツは、ポリエステルに少しレーヨンなどが入った混紡生地です。
薄くて手触りも滑らかです。
ストレッチも効きます。
今回は、やや大きめのサイズを合わせています。
![](https://i0.wp.com/dobushan.com/wp-content/uploads/2023/09/アロハシャツ完成-3-e1694078219664.jpg?resize=167%2C252&ssl=1)
生地が、脚に張り付くこともなく、ストレスを感じることはありません。
ハットをかぶりました。
![](https://i0.wp.com/dobushan.com/wp-content/uploads/2023/09/アロハシャツ完成-1-e1694078030835.jpg?resize=167%2C112&ssl=1)
プリム(帽子のつば)がゆるやかに波打っています。
ほどよく力が抜けた見栄えだと思います。
おでこが見える『あみだ』かぶりをしています。
こんなところも、リラックスした感じになっていると思います。
ブラックベースのシャツ、パンツはブラックですが、両方とも大き目のサイズ感に通気性が高い生地です。
ゆったり、爽やか、そんな気分でいられます。
着ている本人の気分は、見た目の雰囲気にも影響すると思います。
関連記事【ウールのストレートパンツをキレイに穿く5つのポイント】
※レーヨンとは
レーヨンは天然原料由来の「再生繊維」です。木材パルプから採取する植物原料に薬品加工を施して作られています。
レーヨンは、ポリエステルやナイロンといった石油から作られる「合成繊維」とは異なり、加工処理で自然に還元できます。
レーヨンは通気性と吸湿性に優れており、一年通して活躍する繊維です。清涼感を与えてくれ、衣類だけでなく寝装具にも好んで用いられています。
ほどよいきちんと感
ビシッと決めてしまう。
そうなると、リラックスした雰囲気を醸し出すことは難しい。
ややきちんとする。
そんな感覚でリラックスした中にもきちんとした感じを表現してみました。
シャツの裾をパンツにインする。
ボリュームのある紐靴を履く。
![](https://i0.wp.com/dobushan.com/wp-content/uploads/2023/09/アロハシャツ完成-4-e1694078414182.jpg?resize=167%2C129&ssl=1)
ブラックのソックスを履く。
ベルトを締める。
ちょっとしたことです。
それだけも、きちんとした感じを表現できます。
また、きちんとした部分を取り入れる。
シャツ、パンツのリラックス感が際立つ。
とくに土台となる靴の選択がポイントになると思います。
ローファーだと、きちんとしすぎてしまい、シャツ、パンツで表現しているリラックス感を損なってしまう。
そこで、ボリュームがあって丸みのある紐靴を合わせました。
この靴を合わせることにより、ややきちんとした感じになっていると思います。
関連記事【おしゃれでボリュームのある紐靴を合わせる6つのコツ】
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シンプル
シンプルな恰好。
それが、リラックス、ほどよいきちんと感、それらのベースになると思いました。
ハットをかぶってはいますが、シャツをパンツにインしてベルトを締める。
ブラックソックスと紐のある靴を履く。
シンプルとは『かざりけ、無駄を省いて簡単なこと』という意味です。
今回は、かざりは花柄だけです。
ハット、シャツ、パンツを纏っているだけです。
無駄を省く。
シンプルな着こなし。
それにより、リラックス、きちんと感が際立つ。
そう思っています。
まとめ
今回は、ユニクロのブラックアンクルパンツ(ウールライク)とビンテージ(古着)のアロハシャツをベースとしたコーディネートでした。
キーワードは次の通りです。
リラックス。
ほどよいきちんと感。
シンプル。
シンプルでありたい。
年を重ねるごとにその思いが強くなっています。
シンプルとは無駄をはぶくこと。
無駄とは何か。
己の欲ではないかと思います。
欲とは、物だったり、お金だったり、他者の評価だったり…、
自分の心にある執着だと思います。
それをなくすことは不可能です。
そこで、今のままで十分足りている。
そう思い続けることにより欲が減り、無駄も省けて、シンプルな考え方、生き方ができるようになっていく。
『足るを知る』と、いうことです。
オシャレも無駄を省く。
ときには、シンプルさも必要だと思います。
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